Google Workspace(旧:G Suite) でユーザーにパスワード変更を直接させないようにする方法

Google Workspace(旧:G Suite) は、原則、個々のユーザーがそれぞれパスワードを変更できる設計になっています。パスワードを忘れても管理者がリセットする事はできますので、各々がとりあえず管理してもらう流れがシンプルな運営になります。

ただし、パスワードを統一して管理したい会社もあると思います。つまり、社員(ユーザー)に勝手にパスワードを変更させないようにしたい場合の方法についてになります。

イレギュラーなやり方なので、Google Workspace(旧:G Suite) の仕様が変われば、この方法は使えなくなる場合がありますが、上述のような管理が必要な時は参考にしてみてください。

➀セキュリティの管理

セキュリティ > 
サードパーティの ID プロバイダを使用したシングル サインオン(SSO)の設定
にアクセスします。

本日現在のダイレクトのURLは以下になります。※変更される場合があります。
https://admin.google.com/ac/security/sso

②パスワード変更用URLを設定する

パスワード変更URLを設定する欄があるので、パスワード変更をしようとした時にリダイレクトされるページを設定できます。

URLは何でも良いですが、パスワード変更したい場合は管理者に問い合わせるように促すページがあると親切な運営になると思います。

この記事を書いた人
宮本 和明

グロウニッチ代表。Web制作やマーケティングのディレクションを担当しています。

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